Amazon Fire HD 10について


2020年7月24日からの、恒例のAmazonタイムセールでAmazonのタブレットPC「Fire HD 10」(第9世代)が5,000円引きになっていたので、買っていろいろ試してみた。

OSはFire OS 7を搭載

筆者は、すでに下位機種の「Fire 7」(第9世代)を使用しているが、こちらはOSがFire OS 6(Android 7.1.2ベース)だったが、Fire HD 10はFire OS 7(Android 9ベース)を搭載している。

Fire 7が解像度が低く、動作も緩慢であったのに比べて、Fire HD 10は解像度が向上し、動作も機敏になった。Fire 7では雑誌のように誌面がそのまま電子化されているような電子書籍では、拡大しないと字が潰れて読みづらかったが、Fire HD 10では読みやすくなった。なお、Fire 7でも動画は、DAZNのHD品質のコンテンツ程度であれば、じゅうぶん見やすく、動きも滑らかである。

USB-PDとデバイスは排他利用

Fire HD 10はUSB端子がType-Cになっている。そのため、USB-PD対応のハブを使って、給電しながらマウスやキーボードを使おうとしたが、給電とデバイス利用は併用できなかった。

ハブに電源とデバイスを両方接続した状態でFire HD 10にハブを接続すると、充電状態になるが、デバイスは認識されず動作もしなかった。

ハブに電源だけを接続した状態でFire HD 10にハブを接続すると、充電状態になるが、ここにデバイスを接続してもやはりデバイスは認識されず動作もしなかった。

ハブにデバイスだけを接続した状態でFire HD 10にハブを接続すると、デバイスが認識され使用できたが、ここにさらに電源を接続しても充電状態にはならなかった。

サンワサプライの「USB-3TCH8」と、エレコム の「DST-C02」の2つの製品で試してみたが、いずれも同じ挙動だった。このことから、Fire HD 10では、Type-Cの端子に接続されているのが、電源なのかデバイスなのかを判別して、動作モードを切り替えていると見られる。

Chromeだけ同期(Googleにログイン)できない時は

そもそもFireタブレットはAndroidをベースとしているものの、Google Playに対応しておらず、ChromeなどGoogle系のアプリは使えないことになっているが、実際には、Google PlayをインストールしてAndroidタブレットとして使うことが定番化しており、AmazonもGoogleも事実上黙認している状態である。

そのため、筆者もFire 7の時と同様にGoogle Playをインストールし、続けてChromeやGoogleカレンダーなどをインストールしてみたが、Chromeだけ、Googleアカウントとの同期ができなかった。同期するボタンは表示されるが、それをタップしても何も起こらず(エラーも出ない)、先に進めないのである。

Googleの公式サポートコミュニティサイトにも同様の質問が寄せられていたが、上述の通りそもそも対応していないので、「対応していません」という回答で終わっていた。

【ご注意】Amazon、GoogleともFireタブレットでのGoogle Playの使用はサポートしていませんので、このことでAmazonやGoogleに問い合わせを行うことは控えましょう。また、以下の内容も執筆時点の筆者所有の個体によるものですので、つねにこの通りとなることを保証するものではありません。

この現象について、当初はAndroidとFire OSの非互換によるものだろうと思っていたが、下記手順で解消できることがわかった。

ホーム画面 > 設定 > アプリと通知 > Chrome > 許可

「連絡先」をオンにする。

とたどり、「連絡先」を許可する。これにより、ChromeがGoogleアカウントと連携できるようになる。これは、Fireタブレット固有の事象ではなく、一般的なAndroidタブレットにおいても同様のようである。