[メモ]ONKYOの超小型WindowsPC BX407A4ついてのメモ


(2010.2.13)

ONKYOの超小型WindowsPC BX407A4ついて気づいた点など。

mBook M2と呼ばれていたもの

ONKYOから発売されたBX407A4は、2009年に韓国UMID社から発売され、日本でも一部のユーザーの間で話題になった「mBook M1」の後継機として発表された「mBook M2」に相当する製品である。

mBook M1およびその日本版として工人舎から発売された「PM」との違いとしては、

・光学式ポインティングデバイス(シャープのNetWalkerについているものと同様)とマウスボタンが搭載された。M1にあったタッチパネルも引き続き搭載。
・イヤホン端子が特殊な形状から標準的なφ3.5mmの端子に変更。
・USB端子がminiB端子から一般的なA端子に変更。

筆者はPMではイヤホン端子が特殊形状だったことが、PMではなくNetWalkerの方を購入する決め手になったので標準的なイヤホン端子の搭載は歓迎したい。

ポインティングデバイスが搭載されたのも大きな変更点だが、キーボード側ではなくディスプレイ側にあるため、本体を両手に持った状態でキーボードとポインティングデバイスを併用しようとするとその都度持ちかえる動作が必要になるため使いにくい。NetWalkerのように電源ボタンがある位置にあった方が使いやすい。

WindowsXP Professionalにアップグレードする

BX407A4に搭載されているOSはWindowsXP Home Editionである。Administratorユーザーが使用できないなど、普段Windows XP Professionalを使い慣れた身には使いにくいため、Professionalにアップグレードしてみた。

USBで外付けのCDドライブを接続し、WindowsXP ProfessionalのCDを入れてインストーラを起動させる。新規のインストールではなく、アップグレードを選択する。あとは通常の新規インストールとほぼ同じ手順で進んだが、インストール終了後の最後の再起動のところでハングアップしてしまったので、電源ボタンを長押しして電源を切り、電源を入れなおしたところ正常に起動した。

起動後タッチパネルを操作すると、タップした位置とポインタが移動する位置にかなりのずれが生じた。そこで、元々インストールされているタッチパネルのユーティリティでキャリブレーション(調整)をしようとしたのだが、キャリブレーションユーティリティが起動できない。そこで、www.hantouch.comにアクセスしてドライバをダウンロードし、インストールすることで復旧した。

さらに、今度はプリインストールされているInternet Explorer8が起動しない(起動しようとするとアプリケーションエラーを起こしてしまう)状態になった。そのため、マイクロソフトのサイトからIE8の最新版をダウンロードしてインストールしたら復旧した。

リカバリディスクの作成

BX407A4には出荷時の状態に戻すためのリカバリディスクが付属しない。そのかわり、SSD内に4GBのパーティションが作成され、そこにリカバリ用のプログラムが格納されている。そこで、いざというときのためにこの領域のバックアップを取ることにした。「コンピュータの管理」画面でリカバリ用のパーティションにドライブ文字を与えるとマイコンピュータ上にこのパーティションがドライブとして現れるのでこれをmicroSDカードなどにバックアップを取り、DVD-Rなどに焼いておく。

デジタル放送は見られるか

バッファローの「ちょいテレ・フル」ことDT-F100/U2があったので、使えるか試してみた。この製品はシステム要件としてメモリが1GB以上となっているので、メモリ512MBのBX407A4は要件を満たしていないのだが、ドライバ・アプリケーションのインストールは問題なく終了した。

付属のロッドアンテナではなく、通常のアンテナケーブルを接続した状態で、視聴用ユーティリティを立ち上げると、フルセグ(通常の地上デジタル放送)は番組名の取得はできるものの、映像は映らなかった。一方、ワンセグに切り替えると視聴できた。フルセグではMPEG2-TSのデコードが間に合わなかったのかもしれない。

そこで、順序が逆ではあるが、バッファローが提供している同製品の動作チェックツールを実行してみた。すると、ディスプレイドライバはCOPPに対応しているものの、ビデオチップに問題があり非対応との結果だった。